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こんにちは!ヒーリングサロン・ル プランタンへようこそ。
前回から始まった精神法則シリーズ。
本日は、「柔軟性の法則」についてお話ししたいと思います。

【柔軟性の法則】
 
柔軟性とは、
世の中で出会う出来事に対して、
むやみに抵抗することをやめて、
ありのままの自分と他人と状況を受け入れることです。

とは言っても、
嫌なことを無抵抗に受け入れたり、
不正に目をつぶったり、
また自分を犠牲にする、
という意味ではありません。


世の中には、
至福の喜びがあると同時に、
耐え難い苦痛や不公平があると言うことも、
疑いようのない事実ですね。

例えば、「大切な人を失う」といった悲劇が起こったとき、
その出来事から顔を背け、
運命に抵抗する人もいるでしょう。

そういう人は、
硬い枝が風に折れるように大きな衝撃を受け、
恐れの中で最悪の苦しみを味わいます。

しかし、もう一方の人たちは、
出来事に逆らわず自分が折れることで、
状況を100%受け入れることを知っています。

人生という大きな流れの中では、
どんな苦難や不幸でも、
次々に起こる出来事の1つに過ぎないという認識を持ち、
そういう出来事には誰にも、
そして自分にも起こり得る、
ということを理解しているからです。
 
この人たちは、
「辛い、悲しい、寂しい、怒り」という、
自分が持っている感情を認め、
また十分に表現しますが、
出来事をしなやかに受け止めているので、
ポッキリと折れることはありません。
むしろ、しなったことに反動して、跳ね返ります。

それゆえ、
頑固さや抵抗する心を持たない人は、
出来事に対して、
最も効果的で創造的に対処できるのです。



柔軟性は、偉大な力を内包しています。

太陽と雨、暑さと寒さを同等に扱い、
抵抗せずに反応することで、
最小限の苦痛で障害を切り抜けます。

そして、あらゆる苦難を試練とみなし、
最大限に利用する事が出来るのです。

  
「柔軟性の法則」を習得すれば、
個々の事象に一喜一憂するのではなく、
より大きな構図で人生を眺められるようになります。

人生で出会う事は、
その時望ましいと思われることでも、
そうでないことも全て、
自分の精神を強く賢くし、
究極的に成長させてくれる機会なのです。

こうみなせば、
物事についてあれこれ期待したり、
すぐに判断することをやめ、
人生が変化していく姿を
そのまま受け入れることができるでしょう。

言い換えれば、
行く手を邪魔された猫の様に、 
どうしても避けられないものごとに下手に逆らったり、
苛立ったりしてエネルギーを無駄にするよりは、
あっさり受け入れリラックスして、
別の方法を考えるのです。



柔軟性とは、
あるがままの自分、自分の周囲にいる人々を、
無条件に受け入れることです。

そして、柔軟性とは、
順応性を保つことでもあります。

水のように、
その時々の瞬間という容器の形に合わせて
自分を適応させていくことなのです。

この法則を、仕事や人間関係、
その他日常生活のあらゆる局面に適用すれば、
抵抗から解放され、
「何故かわからないけどもとても幸福だ」
という感覚を経験します。

また、この法則を完璧にマスターときには、
他のすべての精神法則は
自然と身についているでしょう。  





次回は、選択の法則についてです。



参考文献:「魂の目的」ソウルナビゲーション